- 日時:
- 2025/03/15 (9:00~17:30), 17, 18, 19 (9:00 ~ 12:30) + 7月下旬&8月上旬 + 12月
- 講師:
- Amit Younger(アミット ヤンガー)
対象者:
自分の指導を次のレベルに引き上げたいと感じているピラティスエジュケーターで、年間を通じてAmitのコースにOffline+Onlineでコミットできる方。インストラクター経験が5年以上ある方。
AMITは7月下旬から8月上旬および12月クリスマス前に来日予定です。また、来日する以外の月についても、ONLINEで実施して、年間を通じて学べる機会を提供します。
受講する前に自問してほしい質問:
心を込めて質問します。あなたは、クライアントに「正しい」やり方でエクササイズをさせようとしていると思いますか?それとも、クライアントに最適な動きを見つけようとしていますか?
自分の体で動きがどのように感じるか、上手に説明できますか?
クライアントに対して、その動きがどのように感じるかを伝えられますか?
クラスを受けるとき、あなたの体が何を必要としているか、欲しているか分かりますか?クライアントが何を必要としているか、分かりますか?
クライアントが体の中で気分が良くなるためには、どんな動きが有効か予測できますか?
クラスで使うエクササイズの順番やレパートリーをクリエイティブに、遊び心を持って組み合わせることを許可していますか?
クライアントのニーズに応じて、自分でバリエーションを考え出すことがよくありますか?
概要
「意識的な指導スキル」 次のレベルに指導スキルを高めたいZENの指導者向けの1年間のプログラム。効果的に指導するためには、エジュケーターとして自分を動機づけるもの、感情、自分が認識していることや全く意識していないことについて意識的になる必要があります。この内面的な世界に対する意識が深まるほど、私たちはそれにポジティブな変化をもたらすことができます。そして、内面の世界がより良く変化するにつれて、私たちは自然に教師としてより成功し、満足するようになります。
この1年間のプログラムは、2025年の3回の訪問(3月、7月、12月)で行われます。各セグメント後には、参加者が自分自身と自分の指導に望む変化を実現するための課題が出され、進捗を保ちながらコミットメントを維持できるようサポートします。セグメント間に行われる月次Zoomミーティングでは、参加者同士が進捗を共有し、質問をし、サポートを受けることができます。
このプログラムの中で、以下のトピックについて学び、実践し、体現していきます。
開かれた心
自分自身や仕事の環境、ピラティス全般について持っている制限的な信念は、練習や指導に大きな影響を与えます。制限的な信念は、教師がクライアントに対してリアルタイムで適切に対応したり、適切なエクササイズや説明、解決策を提供する能力を狭め、硬直させます。例えば、「エクササイズは特定の方法で行わなければならない」と信じていると、その方法をすべてのクライアントに強制し、クライアントの体型や制限、好みを無視してしまうことになります。 このコースでは、参加者が自分の制限的な信念を認識し、それを新たな可能性を開く形で変える機会を提供します。
注意深さと調整
熟練したピラティスの教師は、クライアントのニーズに耳を傾け、応じる能力を育てます。他者に対して注意を払い、調整する能力は、まず自分自身の内面的な世界―身体的および感情的な―の探求と認識から始まります。このコースでは、参加者が自分の内面的な世界が思考や感情、外部環境に反応してどのように身体で感じ取られているのかを理解するための「身体的認識」を実践し、発展させます。
好奇心
私たちの心的、感情的、身体的な状態は日々変化します。毎日が新しい状況と新しい機会を提供してくれます。この変化し続ける状態に対する理解、認識、好奇心を育むことは、ピラティスの練習や指導を豊かにし、高めることに繋がります。好奇心を持つということは、クライアントを「修正しよう」とするのではなく、彼らがどのように動くかを観察し、必要ならばどう導くべきかを学ぶことです。また、自分自身が「動きに失敗した」と厳しく評価するのではなく、自分の身体が何を教えてくれるのか、何を必要としているのかに対して開かれることを意味します。
直感
現代の世界は、私たちの認識を三次元的な現実に制限し、見たり聞いたり感じたりできることだけに頼る傾向があります。科学的に証明されていないものや説明できないことを無視しがちです。しかし、自分の内面的な世界と接触し、他者との関係に意識と意図を向けると、驚くべきことが起こり、「知っている」という感覚―物質的な世界で説明できない何か―が生まれます。このコースでは、この「直感」と呼ばれる感覚を学び、信じる方法を実践し、それが指導過程でどのように重要な役割を果たすかを探ります。
創造性
人間は本来、創造的な存在です。子供たちは自由に遊び、キャラクターや想像上の世界を創造し、ゲームを作り、制限なく探索します。残念ながら、年齢を重ねるにつれて、私たちは自分の創造力が批判されたり判断されたりすることが増え、それが恥や恐れ、無価値感と結びついてしまいます。 このコースでは、参加者が自分の創造的な側面と再接続し、それを自分の練習や指導に活かせるようサポートします。創造性を自由に流すことができれば、クライアントの旅をサポートするための言葉やバリエーション、道具やアシストを見つけることがより簡単になります。