私がピラティスを始めたきっかけは、自分自身の身体の不調でした。40歳台後半になろうというある日、突然右股関節が動かなくなりました。それまでフィットネスクラブに勤務して、毎日身体を動かして指導していて、全く不調を感じる事はなかったのに、、、なぜ?とてもショックでした。。。
それで、今までとは違う事をやったほうが良さそうだと考えて、たどり着いたのが、ピラティスでした。15年以上大網に住んでいて、東京まで通うのは大変でしたが、ピラティスのプライベートセッションを受けに月2〜3回通いました。ピラティスを受けると身体が軽くなり、心もうきうきとスキップしたくなる気分でした。ずっとクライアントとして続けたい。と思っていたのですが、気がつけば日本の「BASI Pilatesインストラクター養成コース」の1期生になっていました。
その後、ご縁があって(株)ぜんに入社し、ピラティスインストラクター(WholeBody Educator)として銀座スタジオで働くことになりました。
10年以上社員としてピラティスに関わり、多くのクライアントさんとのプライベートセッション、グループセッションを経験させて頂きました。
80歳代のクライアントさんから、Jリーグの選手まで担当させて頂きました。
多数の海外講師から学ぶチャンスもいただきました。2012年以降は毎年2〜3回アメリカ、イギリスに渡り、ピラティスの本場でのカンファレンスやWSに参加してきました。特に2013年には2ヶ月間、休職してアメリカのBASI本部を始め、ニューヨーク、コロラドなどで複数のマスターティーチャーからたくさんの事を吸収する機会を持てた事は大きな転機でした。
帰国後には、BASIFucltyとして、日本での養成コースの講師を担当できるようになり、より多くの方にピラティスをお伝えできるようになりました。
今、60歳を過ぎて人生で一番身体が軽く動く事を実感しています。
今後も学びを深めながら、私と関わって下さる方にピラティスをお伝えできたらと思っています。